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第二の故郷レフカダとの出逢い
こんにちは。秀柳会代表の五條詠秀でございます🙇♀️
さてさて。私のこの11年間の舞踊家人生。この場所なしでは語れません。
ギリシャレフカダ島
ここ。日本から飛行機で14時間。バスでアテネから6時間。トランジット入れると約1日かかります。
遠い。とにかく遠い。ただそれだけ時間をかけてもいく価値があるんです。
舞台がなければ行く機会はなかったと思います。こんな素敵な島の存在さえ知らなかったと思います。
そもそもなぜ我々がレフカダ島に毎年招致されるようになったのか、、、
皆様、小説家の小泉八雲又の名をラフカディオハーン。ご存知でしょうか。
レフカダ島生まれ日本国籍。
耳無芳一や雪女、ろくろ首などの怪談話が有名です。
その小泉八雲の生家がギリシャのレフカダ島にあり、毎年6月末にレフカダ市をあげての小泉八雲生誕祭の
メインステージのパフォーマーとして呼んで頂いております🕺
ただそうなるのはまだまだ時間がかかります、、、
初めてのレフカダ島は毎年8月に開催されております「レフカダ国際民族舞踊フェスティバル」に日本代表としての参加でした。
2012年国際民族舞踊フェスティバルにて
このお祭りでは毎年30カ国以上の国を代表チームが自国の民族舞踊を披露するために集まります。
リハーサル終わりに他のチームの出演者と
初日には約1キロに渡って各国の出演者が列をなしてパレード💃
我々は踊りながら折り鶴を配ってのパレード
そして1週間、21時頃から1時過ぎまで毎日それぞれのチームが踊ります。
初日のオープニングセレモニーとして5分間
1週間のうち2日、メインステージで20分の演目
最終日にクロージングセレモニーで5分間
メインステージ以外に地方での30分の遠征野外パフォーマンス
意外とハードスケジュールですが1日フリーの日は2日間ありました。
日本大使館のご夫妻とステージ裏にて
何が一番苦労したかって、、、レフカダにはグリークタイム(私が勝手に呼んでいる)というものがありまして
例えば日本では10時からリハーサルとい言われたら10分前くらいには舞台に入りますよね。せめて5分前。
グリークタイムだと10時からと言われると、10:30にポツポツ集まりだす。全員が集まらないままリハが終わる。
言われた場所にいったら誰もいない時もありました。中止になった連絡が来ていなかったんです。
結局全員で合わせてないから本番で音がズレたり、場所が変わったり、何なら自分たちが踊るはずだった場所で他のチームが踊っている。
本番の時間もあってないようなもので、大体21時くらいから始まるから〜と言われていってみると、
お客さんがまだ集まってないからと22時に始まったり。
、、、、、、、、はい。かなり文化の違いを感じました。日本人の感覚でいるとかなりストレスを感じる環境です😂
ただこの経験のおかげで即興力もついたし、今やちょっとやそっとのことでは慌てません。
郷に入れば剛に従え。
流れに身を任せる。
キリキリしない。
どうにかなる。
なんくるないさ〜
間違っても堂々としている。
舞台に立つ上で大事なことをギリシャ公演で教えてもらいました。
一番は「舞台を楽しむ」ということ。
これにつきます。
海外チームを見ていてもみんな楽しんでるんですよね。踊りを。
ずっとお仕事として踊りをやっていると忘れてしまいがちなんです。意外と。
なので私はどんなことがあっても、舞台を楽しむ。その心だけは無くさないように今も舞台に立ち続けています。。。😌
あとレフカダの人たちは本当におおらかで、日本が大好きなんです。
治安もいいし、時間の流れがとてもゆっくりなので常に安らかな気持ちで過ごせます。
天気もカラッとしてて(昼は40度近くまでいくのであまり出歩けませんが、、、)雨も降らないので
気候のせいもあるのでしょうか、、、みんな陽気なんですね。
日本で常に何かに追われながら生活していた私にとっては考え方の革命がおきた感じでした。
クロージングセレモニー舞台裏にて
コロナのせいで2年連続でギリシャに行けなかったのが残念ですが
来年こそは行けることを願って、日本からレフカダ島のことを想いながら踊り続けようと想います。
大学卒業と名取試験に続く、、、
さてさて。私のこの11年間の舞踊家人生。この場所なしでは語れません。
ギリシャレフカダ島
ここ。日本から飛行機で14時間。バスでアテネから6時間。トランジット入れると約1日かかります。
遠い。とにかく遠い。ただそれだけ時間をかけてもいく価値があるんです。
舞台がなければ行く機会はなかったと思います。こんな素敵な島の存在さえ知らなかったと思います。
そもそもなぜ我々がレフカダ島に毎年招致されるようになったのか、、、
皆様、小説家の小泉八雲又の名をラフカディオハーン。ご存知でしょうか。
レフカダ島生まれ日本国籍。
耳無芳一や雪女、ろくろ首などの怪談話が有名です。
その小泉八雲の生家がギリシャのレフカダ島にあり、毎年6月末にレフカダ市をあげての小泉八雲生誕祭の
メインステージのパフォーマーとして呼んで頂いております🕺
ただそうなるのはまだまだ時間がかかります、、、
初めてのレフカダ島は毎年8月に開催されております「レフカダ国際民族舞踊フェスティバル」に日本代表としての参加でした。
2012年国際民族舞踊フェスティバルにて
このお祭りでは毎年30カ国以上の国を代表チームが自国の民族舞踊を披露するために集まります。
リハーサル終わりに他のチームの出演者と
初日には約1キロに渡って各国の出演者が列をなしてパレード💃
我々は踊りながら折り鶴を配ってのパレード
そして1週間、21時頃から1時過ぎまで毎日それぞれのチームが踊ります。
初日のオープニングセレモニーとして5分間
1週間のうち2日、メインステージで20分の演目
最終日にクロージングセレモニーで5分間
メインステージ以外に地方での30分の遠征野外パフォーマンス
意外とハードスケジュールですが1日フリーの日は2日間ありました。
日本大使館のご夫妻とステージ裏にて
何が一番苦労したかって、、、レフカダにはグリークタイム(私が勝手に呼んでいる)というものがありまして
例えば日本では10時からリハーサルとい言われたら10分前くらいには舞台に入りますよね。せめて5分前。
グリークタイムだと10時からと言われると、10:30にポツポツ集まりだす。全員が集まらないままリハが終わる。
言われた場所にいったら誰もいない時もありました。中止になった連絡が来ていなかったんです。
結局全員で合わせてないから本番で音がズレたり、場所が変わったり、何なら自分たちが踊るはずだった場所で他のチームが踊っている。
本番の時間もあってないようなもので、大体21時くらいから始まるから〜と言われていってみると、
お客さんがまだ集まってないからと22時に始まったり。
、、、、、、、、はい。かなり文化の違いを感じました。日本人の感覚でいるとかなりストレスを感じる環境です😂
ただこの経験のおかげで即興力もついたし、今やちょっとやそっとのことでは慌てません。
郷に入れば剛に従え。
流れに身を任せる。
キリキリしない。
どうにかなる。
なんくるないさ〜
間違っても堂々としている。
舞台に立つ上で大事なことをギリシャ公演で教えてもらいました。
一番は「舞台を楽しむ」ということ。
これにつきます。
海外チームを見ていてもみんな楽しんでるんですよね。踊りを。
ずっとお仕事として踊りをやっていると忘れてしまいがちなんです。意外と。
なので私はどんなことがあっても、舞台を楽しむ。その心だけは無くさないように今も舞台に立ち続けています。。。😌
あとレフカダの人たちは本当におおらかで、日本が大好きなんです。
治安もいいし、時間の流れがとてもゆっくりなので常に安らかな気持ちで過ごせます。
天気もカラッとしてて(昼は40度近くまでいくのであまり出歩けませんが、、、)雨も降らないので
気候のせいもあるのでしょうか、、、みんな陽気なんですね。
日本で常に何かに追われながら生活していた私にとっては考え方の革命がおきた感じでした。
クロージングセレモニー舞台裏にて
コロナのせいで2年連続でギリシャに行けなかったのが残念ですが
来年こそは行けることを願って、日本からレフカダ島のことを想いながら踊り続けようと想います。
大学卒業と名取試験に続く、、、